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7月
30

むこうがわ

posted on 7月 30th 2010 in NEWS with 0 Comments

「ここ」と「むこう」を繋げる空間設計についての考察メモ

・要素の分解[破壊]

室内 : 窓、階段、ドア、キッチン、お風呂、洗面所、テーブル、椅子、ソファ、テレビ、照明、本、、、

庭 : 窓、木、草、石、洗濯物、ベンチ、鳥の巣箱、ブランコ、子供のおもちゃ、蛇口、となりの家、空、雲、光、、、

・要素の抽出[収集]

土の上に建築を建て、人が暮らす事によって現れる雑多な物や現象を、一本の線を引くことで整理し、つないでいくこと。視線を置く意識の場所によってそれらは繋がりを持ち、家になる。すべての物事が関係しあって家をつくる関係性を表現できないだろうか。室内と外部空間をつなぐ共通要素は「窓」だ。

「窓」または「開口」を一本の線として捉える空間

「窓」の機能を追加する。光を取り入れ、風を通すだけではなく、視線を繋げ、「物」を繋げる窓とは?

室内:階段の窓、キッチンの窓、お風呂の窓、洗面所の窓、テーブルの窓、椅子の窓、ソファの窓、テレビの窓、照明の窓、本の窓、、、

庭 : 木の窓、草の窓、石の窓、洗濯物の窓、ベンチの窓、鳥の巣箱の窓、ブランコの窓、子供のおもちゃの窓、蛇口の窓、となりの家の窓、空の窓、雲の窓、光の窓、、、

・要素の整理[配列]

これらの「窓」をどう捉えるか?

今回は「窓」によって空間を整理し秩序を与えることを目的としたいので、ランダムに配置するのではなく、なんらかのルールが必要だろう。

共通したスケールを見つける。線を少なくする。動線に沿って窓を作る。その窓に沿って機能を配置する。すべて一本の線でつながるようにプランをつくる。

または、共通の形をした窓であれば良いのかもしれない。または、同じ高さにあれば良いのかもしれない。一本の線じゃなくても良いか。要はこれらの物事に対して共通の認識を与えることのできるルールの発見が目的となるのだ。また、今回はバリアフリーを求められているので、段差はあまりつけたくない。

敷地は長細い。南北に伸びているため、北側への採光を配慮する。二世帯のため、容積的に二階建てとなる。

では、窓の要素分解をしてみる。ここでは窓に限らず、「穴」の開いている場所、物というところまで探る。

窓、出窓、掃きだし窓、水平窓、縦長窓、天窓、スリット窓、ルーバー窓、カーテンウォール、アルミサッシ、スチールサッシ、木製窓、ニッチ、階段の開口、吹き抜け、壁の開口(室内)、お風呂、シンク、洗面ボウル、トイレ、手掛け、ドアノブ、鍵穴、ドア・アイ、給気口、換気扇、網戸、曇りガラス、型ガラス、ステンドグラス、反射光(水など)、地下、井戸、、、、

オリジナルな形状の窓は除いている。一般に窓と認識できる物が良いだろう。

一本の線、というなら水平窓をスリット状に動線に沿って配し、その水平窓の高さを要素共通の高さ(ex.テーブルの高さなど)として設計する。のが良いのではないか。ただ、室内と庭をつなぐ部分に関しては地面レベルをつなげたい、という思いがある。また、スリットが延々と切ってあるところにドアはつけにくい。。。一階レベルでは地窓のスリット、二階レベルでは大きな掃き出しの水平窓はどうか。一階は庭の景色が見れない、、、

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