Corridor


CORRIDOR

CONCEPT

第二の街

巨大な駐車場、ファッション、食事、映画、バリアフリー、子供トイレ、託児所、分煙、公共サービス等の機能を有することで、大型商業施設(SC)は「第二の街」となった。そこでは、多様な年齢層が同時に楽しむことが可能で、今や(特に郊外における)家族のレジャーのひとつとして捉えられている。
上記の考察から、私たちはSC内における廊下や広場を公共空間と捉え、店舗を建築と捉えると、店舗設計における新たな手法となるのではないかと考えた。

むこうがわ

探している商品があるかどうか、廊下を歩きながら店舗を眺める。
無目的に廊下を歩きながら、なんとなく店舗を眺める。
前者を「目的を持ったブラウジング」後者を「目的の無いブラウジング」とする。
現在のSCにおける店舗設計の問題点とは、このブラウジングにかける時間が店舗の前を歩いている時間しか与えられない事なのではないか。客は瞬間的な判断によって自分の趣味嗜好と店舗の商品を比較しなければならない。

そこで私たちは「廊下を拡張」する事を考えた。
SCの廊下を店舗の内部まで拡張し、廊下と店舗の境界線上に誰でも座れる椅子やベンチを置く。店舗の前の廊下を歩くと、店舗を介して反対側の廊下が見える。これによって、廊下が繋がっているように感じ、椅子やベンチが置いてあることによって、公共的な場所だと認識する。また、常に人が店舗内にいる状態を作る。

この操作により、前述の「目的を持ったブラウジング」と「目的の無いブラウジング」の両者に対して、店舗内滞在時間を引き伸ばす事が可能となり、商品との出会い、人との出会いを創出する。

DATA

LOCATION: 船橋
TOTAL AREA: 180 sqm
STATUS: 計画のみ