浮遊する凸凹ビル|N-office

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岡山市街から児島湾を渡り、山と海に囲まれる立地に建つ事務所併用住宅である。敷地周辺は景色が良く、田園の向こうに海(児島湾)が見える。近くにマリーナがたくさんあるので、船の行き来も頻繁にある。ゆっくりと児島湾を進んでいく船の姿は情緒があり、眺めていると時間を忘れることができる。そして海の反対側には岡山独特の低い山があり、四季折々の装いを見せる。そんな360度美しい景色に囲まれた当敷地では、建物の中から様々な風景を切り取って、仕事や生活の様々なシーンで景色が絵のように空間の中に入り込んでくると良いのではないかと思った。そのため、平面形状を部屋ごとにずらしていき、FIX窓をたくさん取れるようにした。一階が事務所、二階が住宅で、綺麗な景色を見ながら仕事ができると気持ちが良いだろうということで、一階部分はガラスの面積を多くした。構造計画では左右の壁を通している木造の棟に建物すべての水平力を負担させている。そこから箱を持ち出すような形として、箱の下はガラスとした。垂直力のみを鉄の柱に負担させている。

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浮遊する凸凹ビル N-office(2011)


敷地:岡山県岡山市
設計:スリーボールカスケード
担当: 佐野隼一朗・玉生啓一
構造設計:多田脩二
構造:木造(一部鉄骨造)二階建て
施工:光南台土建
床面積:179.51㎡(54坪)
写真:佐野隼一朗


location: Okayama
site area: 281.21 sqm
total area: 179.51 sqm
constructor: KONANDAI DOKEN
structure: timber(steel)
structure engineer:Shuji Tada
max. height: 8.1m
stories: 2